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事務局便り

2006年03月12日

「いのち」の音楽を聴こう 海野幸保(故)

    第1回公演より宇宿允人の芸術を理解し、真の後援者として宇宿を支えた。

    (財)日本発明振興協会会長として貢献し、高松宮殿下とは公私共に親交があつかった。
    絵画に優れた才能を持っておられ、美、芸術に対する深い理解を示されていた。

    チャイコフスキー交響曲第4番の演奏を聴き、「オーケストラは鳥の羽のようにユニークである」と感想。
    この絵を宇宿にプレゼントしたという。




     「いのち」の音楽を聴こう



      このごろの科学技術の発展はまことに目覚しい限りだ。

      曰く超LSI、曰くバイオテクノロジー、曰く宇宙工学、
      今や人間は発祥以来変わることのなかった生命の倫理迄を根底から覆す技術を持つに至った。

      人が人の精神を忘れ、人の命をもてあそぶようになった時、

      人類の歴史は終わる。

      これは、まことに恐ろしい事だが間違いないことだ。

      我々にとって今最も必要なことは「まっとう」な人間の心を取り戻すことだ。

      いたずらな科学技術の追及は人類に狂気をもたらすだけだ。

      人が人本来の心に立ち帰り良い知恵を生む源泉は芸術だ。

      本物の芸術に触れたとき、技術に狂った人も本来の人に戻る。

      人類の運命が存亡の淵に追いつめられないためには、まことの芸術が通用する世の中が急速にやって来なければならぬ。

      宇宿君の音楽は本物だ。

      「ササクレ」の立った心の表面にツヤを与え「ユガミ」外れた心をもとの処に引き戻す不思議な力がある。

      これからもお互いに力を尽くして同憂の士を募り、人類至福のためにいささかなりとも頑張ろうではないか。

      (財)日本発明振興協会会長(故)海野 幸保

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